achievement

導入実績「BIRD SCORE®」

革新的ライブスコアシステム『 BIRD SCORE® バードスコア ※1が提供する
新たなスポーツエクスペリエンス


※1:登録商標第6461922号

バドミントン スコア 得点 システム タブレット

選手たちの素早い動きや鋭いスマッシュ、羽根の飛ぶ軌道を読んでそれに対応する選手の即座の反応が観客の心を掴むスポーツ:バドミントン。 「BIRD SCORE®」は、この試合の熱狂を、より広く、より早く観客やファンに届けたいという願いから誕生しました。
この革新的なシステムによって、試合中の得点を会場内で即時に表示することはもちろん、今までにないスムーズさで試合結果や選手の勝ち上がり情報などをインターネットで提供できるようになりました。簡単で直接的に操作できる操作性も相まって、大会運営の円滑化にも大きく貢献しています。
このコーナーでは、スコアシステムの新しい時代を切り開くBIRD SCOREの全貌をご紹介します。

BIRD SCORE 開発の背景

BIRD SCOREの開発のきっかけは、バドミントン試合の熱狂的な瞬間をより多くの人がリアルタイムで共有できたら、というシンプルな願いでした。 これまでの多くのバドミントンの大会は、試合管理、スコア記録と表示、勝ち上がりシステム、結果告知などはシステム化されておらず、 人海戦術に頼るところが目立っていました。そのため、試合を行うたびにこれらの煩雑な業務が大きな負担となっていました。

バドミントン スコア 得点 従来 手作業 面倒

ばどみんとん すこあ 得点 従来 手作業 大変

そこで 、バドミントン業界に深い知見を持つ株式会社TMONYと、40年の長きにわたりスポーツ中継のテロップCGシステムの提供、 およびそのオペレーションを手掛けてきた株式会社テクノネットがタッグを結成し、問題解決のためのシステム開発に着手。 リアルタイムのデータ処理速度と精度を最適化しつつ、運営を効率化・円滑化するために細部にわたる検証を実施。 並行してバドミントン協会、選手、そしてファンからのフィードバックも重視しながら、 簡単で直感的に操作できるインターフェースを徹底的に検討。数年の開発期間をかけて、ユーザーフレンドリーなスコアシステム:BIRD SCOREが誕生しました。

バドミントン スコア 得点 システム 開発 使いやすい

BIRD SCORE 特徴

  1. 直感的なスコア入力:

    タブレットを利用した簡単で直感的な操作性により、試合審判が試合中に直接スコアを入力できる環境を実現。 速報性と正確性も大幅に向上しました。

  2. 表示設定の柔軟性:

    コートサイドに設置の電光スコアボードや場内モニターだけでなく、ライブスコアや試合結果、 スケジュールの表示設定をPCで簡単に管理できます。

  3. アクセスの容易さ:

    ライブスコアだけでなく、試合結果やスケジュールもリアルタイムで提供し、 いつでもどこでもPCやスマートフォンで大会の状況を確認できます。

  4. 一貫した大会サポート体制:

    ウェブサイトのブランドバナー掲載、選手リストの一括登録・書き出し、結果表・トーナメント表のPDF出力機能なども完備。 大会登録から速報ページの公開まで、BIRD SCORE専任チームが専用ウェブサイトでシームレスなサポートを提供します。

BIRD SCOREの導入によって、試合の興奮を場内外にいる多くの人々と共有できるだけでなく、 緊迫したラリーの情報や勝ち上がりなどの試合状況を素早く、より多くの人へと伝えることが可能になります。

バドミントンのスコアはコートの審判がタブレットで直接入力できる

入力されたバドミントンのスコアは即座にウェブサイトに反映され共有できる

BIRD SCORE 導入大会

  • 2020年度:

    第72回全日本実業団バドミントン選手権大会
    (2022年6月15日 ~ 2022年6月19日)

    第73回全国高等学校バドミントン選手権大会
    (2022年7月24日 ~ 2022年7月25日)

    いちご一会とちぎ国体 バドミントン競技会
    (2022年10月7日 ~ 2022年10月10日)

    BADMINTON S/J LEAGUE 2022
    (2022年12月11日 ~ 2022年12月11日)

    第76回 全日本総合バドミントン選手権大会
    (2022年12月24日 ~ 2022年12月30日)

    第51回全国高等学校選抜バドミントン大会
    (2023年3月25日 ~ 2023年3月26日)

  • 2021年度:

    令和3年度全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会
    (2021年8月9日 ~ 2021年8月10日)

    バドミントン S/J リーグⅡ 2021 大田原大会
    (2021年11月18日 ~ 2021年11月21日)

    第75回 全日本総合バドミントン選手権大会
    (2021年12月25日 ~ 2021年12月30日)

    BADMINTON S/J LEAGUE 2021
    (2022年2月11日 ~ 2022年2月12日)

    第50回記念全国高等学校選抜バドミントン大会
    (2022年3月27日 ~ 2022年3月28日)

  • 2022年度:

    第72回全日本実業団バドミントン選手権大会
    (2022年6月15日 ~ 2022年6月19日)

    第73回全国高等学校バドミントン選手権大会
    (2022年7月24日 ~ 2022年7月25日)

    いちご一会とちぎ国体 バドミントン競技会
    (2022年10月7日 ~ 2022年10月10日)

    BADMINTON S/J LEAGUE 2022
    (2022年12月11日 ~ 2022年12月11日)

    第76回 全日本総合バドミントン選手権大会
    (2022年12月24日 ~ 2022年12月30日)

    第51回全国高等学校選抜バドミントン大会
    (2023年3月25日 ~ 2023年3月28日)

  • 2023年度:

    燃ゆる感動かごしま国体 バドミントン競技
    (2023年10月13日 ~ 2023年10月16日)

    バドミントン S/J リーグⅡ 2023
    (2023年11月16日 ~ 2022年11月19日)

    第77回 全日本総合バドミントン選手権大会
    (2023年12月25日 ~ 2023年12月30日)

    BADMINTON S/J LEAGUE 2023
    (2023年11月4日 ~ 2024年2月24日)

    第52回全国高等学校選抜バドミントン大会
    (2024年3月27日 ~ 2023年3月28日)

  • 2024年度:

    今後も続々と導入予定

2023全日本総合

2023インターハイ

BADMINTON S/J LEAGUE 2023

第52回全国高等学校選抜バドミントン大会

第52回全国高等学校選抜バドミントン大会



BIRD SCORE® 開発担当者インタビュー

森田 達(もりた とおる)氏:(株)TMONY代表取締役/SMASH and NET. TV 主宰
武井 航希(たけい こうき):(株)テクノネット イノベーション戦略室プロダクトマネージャー

まず始めに、森田さんご自身の「バドミントン経歴」を教えていただけますでしょうか?

▼森田氏(写真右):はい。私は福岡県の出身で、小学校からバドミントンを始めました。小学・中学・高校時代は県大会で優勝し、全国大会に出場するなどの経験があります。

大学進学後もバドミントン部に入りました。やはり関東の大学はレベルが高く刺激的でした。最終的にインカレ(全国大会)でベスト16までは勝ち上がったことがあります。大学のバドミントン部ではキャプテンも務めましたが、「誰よりも遊んで、誰よりも部活をする」というモットーでやっていました。

大学卒業後は、スポーツ用品メーカーに就職しました。西日本(中・四国地区)の営業&販売促進担当でしたのでバドミントン競技を長く続けてきた経験を活かし、お店の営業で店舗を回ったり、各地区の体育館へ講習会、学校練習、ジュニアやレディースなど様々な練習会に参加させてもらったりと、多くのバドミントン競技者&愛好者の方々と交流してきました。

青山学院大学 バドミントン部 ヨネックス YONEX
mixi サークル

BIRD SCORE開発のきっかけをお聞きしたいのですが、その前に、開発を主導された森田さんと弊社テクノネット:武井とはどこで知り合ったのですか?

▼森田氏:(武井)航希さんとは2007年ころ、社外のとあるバドミントンサークルで知り合いました。当時、私は「SMASH and NET. TV」(https://www.smash-net.tv/)というバドミントンの情報サイトを立ち上げていましたが、たまたま近所の体育館でバドミントンのサークルが練習していると知って、参加してみようかなと、軽い気持ちで行ってみたのがきっかけですね。

◆テクノネット武井(写真左):私自身、大学時代に部活動でバドミントンをやっていて、社会人になってからもちょっとプレーしていました。ここは、バドミントンが好きで参加表明をすれば誰でも入れる楽しいサークルでした。主に社会人の人たちが仕事帰りに汗を流すという感じでしたが、そこに森田さんが急にゲストで登場して(笑)。

▼森田氏:ゲストじゃないですけど、普通に(笑)。練習仲間として話をするうち、航希さんの会社(株式会社テクノネット)は映像配信ができる会社という事を知って、そこから色々と話が発展して行きました。

◆テクノネット武井:ちょうどテクノネットが「ライブ配信事業」を展開し始めた頃と重なっていましたね。

お二人の会話は、最初は映像のライブ配信の話題がメインだったという事ですが、それがだんだんと「バドミントンのスコアソフト」の話になっていくと。

▼森田氏:(武井)航希さんとは映像配信の未来やバドミントン競技情報発信について多岐にわたる話をよくしていたのですが、海外のスコアソフトやトーナメントソフトの話や、それらのソフトウェアが「日本にどういう感じで入っていくか」というような話もしていました。

そして2020年に起こったコロナ禍です。スポーツ大会が次々とキャンセルされていく中、時間が出来たことも手伝って、「もっと日本国内で使いやすい、且つ速報性の高いソフトウェアは出来ないか」と、お互いにアイデアを出す日々がそれとなく続いて行きました。

◆テクノネット武井:そうですね。ちょうどその時期、テクノネット内にもそういう新しい事業を考え直す機運が生まれていて、今まで溜まりに溜まっていた、やりたいけれどやれなかった「革新的なスコアソフトウェア」を作るという大きな動きが、コロナ禍で加速したというのはあります。ただ、実際にスコア速報をやろうとして新しいソフトウェアが出来たとしても、まず現場のスタッフがそれを使いこなせるかどうかというハードルがあって、ましてや大きな大会ともなるとコートの数も多いので、マンパワーも追い付かなくなる可能性がある。それじゃどうにもならない、困ったね……と考えあぐねていたある日、ふと「審判にタブレットを持ってもらって直接スコアを入力できれば、それで解決するのでは?」というアイデアが浮かびました。これがBIRD SCOREの原点ですね。

開発が進む中で、スコア入力・速報機能だけでなく、大会運営の機能も実装していないと使ってもらえないのでは?という意見も出されたのですが、「バドミントンの大会の運営ソフト」を開発した日本の競合他社はすでに何社かあったため、BIRD SCOREの機能を「スコア入力」と「スコア速報」を中心にブラッシュアップしていきました。そしてBIRD SCOREは2020年12月、「全日本総合バドミントン選手権大会」で初めて運用されるに至りました。



大会運営 アサミ BWF tournament score system



▼森田氏:BIRD SCOREは、試合開始から途中のスコア推移、試合終了まで逐一速報できて、それを見る参加者や関係者が平等に応援できるところが非常に良い所だと思います。しかも、試合が行われている「全コート」をリアルタイムにカバーできる。これを映像でやろうと思ったらなかなか大変ですが、BIRD SCOREなら可能です。

◆テクノネット武井:それまでに存在していた他社のソフトウェアには、そもそも「スコア速報」という概念が無かったのです。そのため運営する側が、「試合が終わってから」スコアのPDFを出力する、あるいはHTMLファイルにスコア情報を人力で一生懸命書き込んでWebにアップして「速報」するなどして対応していました。

ちなみに、タブレット端末でスコア入力をする海外のソフトはこれまでに存在していたのですが、それらはBIRD SCOREのようなWebアプリケーションではなく、Windows ベースで動くアプリケーションですね。こちらの方は、設営・準備をするのにそれなりの技術知識やスタッフの経験が必要なので、比較的大変な仕組みだと思います。




コロナ禍によって開発に拍車がかかったというのは非常に興味深い話ですが「BIRD SCORE」という名前もとてもユニークだと思います。このネーミングはどうやって生まれたのですか?

    

▼森田氏:元々、日本バドミントン協会が日本代表選手のことを「BIRD JAPAN」と呼んでいるのと、日本バドミントン協会のオフィシャルファンクラブで「BIRD MEMBERS」(https://fan.badminton.or.jp/)というものがあるんですね。このスコア速報ソフトも、これらを横並びに置くことできれいに揃い「たくさんの方に親しまれ、応援されるサービス」という思いを込めてBIRD SCOREという名前を考えました。この他にもとんでもない名前の候補はいくつかあったのですが(笑)、何度相談しても難色を示していた航希さんにこの「BIRD SCORE」を相談したら「いいんじゃないですか?」という事ですぐに決まりました。

確かに、どれもBIRDつながりで良く見えますね。ところで「BIRD SCORE」のロゴ文字の左側には何かマークのようなものがあるのですが、あれは何のデザインですか?

▼森田氏:あれは、BIRD SCOREのタブレット端末とバドミントンの主審をデザインしたものなんです。主審が試合開始宣言をする際「オンマイライト(On My Right)」と言うときの姿です。主審の手元から世界に発信、という意味も込めて作りました。

バードジャパン バードメンバーズ

2021年インターハイ

レフェリーコール

このようにしてリリースされたBIRD SCOREですが、すでに多くの大会で実績を重ねてきました。実際に使用した審判、スタッフでの評判はいかがでしょうか?

▼森田氏:おかげさまで、導入した大会での評価は軒並み高いと思います。ある高校の大会では、BIRD SCORE導入時点では大変そうだった先生やスタッフの方々も次第に慣れてきて、大会の後半では周りの方々に「触ってみてよ」と積極的に勧めていただいた先生もいました。その方は現場で「BIRD MAN」と呼ばれていたようです(笑)。

参加者の多い大会では体育館内の本部、進行デスク、スタッフ待機室、選手控室などとリアルタイムで情報共有できるため、大会進行にとって非常に便利だと好評の声をいただいています。

また、直近で大会現場の声から生まれたBIRD SCOREの機能として「レフェリーコール」というものがあります。大きな体育館で運用コート数が多い大会になると、試合進行にトラブルがあった際、主審がレフェリーを呼ぶのですが、広い会場ではなかなかスムーズな連携がとれにくい状況でした。そこで、タブレットとレフェリーをつなぐ通知機能を追加することでトラブル時にも円滑な対応ができるようになり、大変ご好評いただいております。

◆テクノネット武井:そもそもBIRD SCOREは当初、「スコア速報」のシステムとして導入したのですが、このようなユーザーからの感想などを聞いていると、実はすでに「大会運営」までもが出来ている状態だという事に、現場の人たち自身が気づき始めているんですね。

なるほど。「スコア速報を含む大会運営も可能なBIRD SCORE」ということですが、最後に、今後のBIRD SCOREはどのような変化を遂げて行くのか、どのような機能追加を予定しているか、などをお話しいただけますか?

▼森田氏:今後BIRD SCOREは徐々に広がっていくと思いますが、もちろん改善の余地はあります。現場のスタッフがより使いやすい、より運用のしやすいものを目指して行きたいと考えていますが、電源周りやネットワークなど、BIRD SCOREに付随する環境にも気を使う必要はありますね。

◆テクノネット武井:そうですね。やはりオペレーションミスや、思いがけない間違えなどはどうしても起こり得ます。BIRD SCOREの導入によってスコア速報や大会運営は比較的簡単になるとは言っても、現場に負担がかかることには変わりないので、これからもそれを減らすようなお手伝いもしていかなければならないと考えています。

▼森田氏:実際に大会の現場に行っている自分からすると、他にもまだまだ課題はあるのですが、それでもBIRD SCOREを使ったことのある皆さんは徐々に慣れて行っているので、きっと大丈夫だろうなと。 また、このBIRD SCOREの仕組みを活かして、他の競技で利用することもできるのではと考えています。

この先100年、200年の間、もう毎週のようにあちこちのバドミントン大会で、BIRD SCOREが当たり前のように使われている状況にできたらいいなと心から願っています。

 

《インタビュー終わり》

S/Jリーグ 東京体育館

BIRD SCORE公式ウェブサイト:https://www.birdscore.live/

  

審判 レフェリー 試合 得点

インターハイ 北海きたえーる 北ガスアリーナ札幌46 全試合ライブスコア

S/J League SJリーグ 東京体育館

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